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今週は梅雨に入ったこともあってはっきりしない天気が多いですね
週末から来週にかけては大雨が降るとか何とか・・・(-＿-)ｳｰﾑ
体の痛みや自律神経失調・不定愁訴のある方は特に注意して下さい
骨盤矯正って・・・
今日は雑誌やテレビ・マスコミなんかでよく言われる骨盤矯正について書いてみたいと思います
よく健康雑誌やテレビなんかでは「骨盤を矯正すると健康になる」とか「骨盤をしめるといい」などと言われていますが、これは一つのブームであって『骨盤を矯正すれば誰でも健康になる』だとか『何でもかんでも骨盤をしめればいい』なんていうのは実は行き過ぎた表現なんです
確かに骨盤は背骨の土台となるところですし、骨盤の中央には仙骨というとても重要で大切な骨があります
なのでここが歪めば上に乗っている背骨が曲がったり歪んだりするのは当然ですしそれによっていろんな症状が出てくるのも事実です
でも、その骨盤が歪んでしまう原因は何かということをしっかりと見極めていかずに骨盤の歪みばかりに注目していってしまうとかえって症状がこじれてしまう場合が結構あります
骨盤が直接の原因（姿勢の問題や事故やスポーツでの外傷など）で歪んでしまってそれが体全体に悪影響を及ぼしてしまっているのなら骨盤をしっかりと調整して正しい位置に戻してあげれば体は良くなっていきます
しかし、例えば首の問題があってそれを体が補正するために骨盤を歪めていたとしたら骨盤から先に治療をしてしまっては逆に体のバランスはますます悪くなる結果となります
体というのはどこかが悪いとその部分を助けるために他の箇所を歪めて一番悪い部分の負担を分散させようとする働きがあります
それで体全体のバランスを保っています
例えば やじろべえ
写真のやじろべえ、少し傾いて（歪んで）いますよね
これはこうして傾くことで全体のバランスを取って倒れずに立っているのです
この写真のやじろべえの中心の棒（背骨）を真っ直ぐにしようとしてもそれは出来ないし倒れてしまいますよね
このようにわざと傾いて歪むことで全体のバランスを取ってやじろべえは倒れずに立っているのです
人間の体も同じ
今現在の問題の原因となっているものを正さずに骨盤ばかりを治そうとしても無理があるのです
今回は骨盤の歪みについて書いていますので骨盤のことを書かせて頂きますが、先に書いたようにけっして骨盤だけを正せばいいというものではないのです
骨盤や背骨が歪んでしまっている原因となったのは骨盤からなのか？首からなのか？足首からなのか？それとも内臓の不調からくるものなのか？をしっかりと見極める必要があります
骨盤をしめるといい？
確かに開いてしまった骨盤を締めてあげればそれはいい矯正になるでしょう
しかし逆に骨盤が狭まってしまっている人もいます
このような人の骨盤をしめてしまえばますます状態は悪化します
これも見極めが必要です
健康に関することも世間の流行に惑わされないように気をつけたいですね (^。^)
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